10月20日、今年も総勢245人の有志による植林活動が行われました。17回目となった今回は天気にも恵まれ、汗ばむほどの秋晴れの下、気持ちの良い作業を行うことが出来ました。
作業ですが、あらかじめ下草刈りされ倒されている笹を取りのけて、地面を出すまでが一苦労です。笹の切り口は時として鋭い槍のようになっており、怪我をしないよう慎重に作業を進めました。
笹に覆われた地面には、今年はイノシシが掘り返したアナが多数あいているとのこと。穴に落ち込み、転ぶと大変危険なので注意するよう説明を受けました。
植林地 | 国立赤城青少年交流の家周辺(群馬県前橋市富士見町赤城山27)管理棟西側エリア |
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実施年月日 | 2015年10月20日(火曜) |
活動時間 | 10時より12時頃まで |
参加人数 | 245名 |
植林本数 | 700本(購入分)+250本(回収)+持参分 ≒1,000本 |
種目 | コナラ、ヤマモミジ、ヤマクワ、ケヤキ、クヌギ |
参加者地域 | 栃木・群馬・埼玉・東京・神奈川・静岡・富山・愛知・岐阜・三重 |
今年は天気が良く、赤城山がくっきり見える中での開会式となりました。
お馴染みとなった青少年交流の家のグランドですが、ポカポカ陽気ですと参加者のテンションも上がりますね。
植林のポイントを説明して下さったNPO法人CCC自然・文化創造工場 関東事業部の伊藤理事長(右)伊藤理事長には毎年植林のポイントをアドバイス頂いております。
写真左は 青少年交流の家の松崎次長 昨年に引き続きご挨拶を頂戴致しました。
松崎さんからは全国から沢山の皆様にご参加頂いた事に対し、感謝の気持ちを述べられていました。
こちらの軽トラックに乗った沢山の苗木は、事前に育てられこの日の為に送られてきた苗木です。
今年回収した苗木は約250本でした。
今年も植えた後の目印にピンクのビニールでマーキングしました。
マーキングをしないと、苗木が小さいうちは間違って下草刈りの際に斬り倒してしまいます。
それを防ぐためにマーキングをします。更に、出来るだけ高い位置にマーキングするようにしております。深く掘ると結果的にはだいぶ下の方にはなってしまうのですが、植えたばかりの苗木ということがわかるようにしなければなりません。
写真ではわかりにくいですが、写真中央部分を見て頂きますと、槍のようにとがった竹が見えると思います。
実はこの竹が結構厄介で靴底に穴を開けたり足首付近に刺さったりと危険な存在です。また、ご年配者はこの部分につまずく方もいらっしゃるので注意をしながらの作業が行われます。
孟宗竹を除け、鍬で深く深く掘る作業は結構大変です。しっかり掘らないとこの後訪れる冬を乗り越えることが出来なくなってしまいます。
作業が終了したエリアはこの様に目印がいっぱいです。
そして今年もこの看板を立てて終了です。
植林終了後、赤城青少年交流の家のレストランで簡単なビュッフェをお召し上がり頂けます。
今年はこんな感じのメニューでした。こちらのお食事代は協会が補助させて頂いております。
更に・・・少しさかのぼって
植林前日には前夜祭が行われております。毎年約100名程度の参加者が前日から宿泊し夜の宴を楽しみます。
芸達者な某ディーラーさんによる演芸は大変盛り上がっておりました。
以上、2015年の植林報告でした。
また来年も10月に植林を予定しております。
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